「まったく食べなければ体重が落ちる」は正しくない!

体重の増加が食べ過ぎに起因している場合、食事の量を制限することでダイエット効果は十分期待できます。とはいえ、栄養バランスをきちんと考慮した食事を摂取することはダイエット期間中であっても必要不可欠です。「まったく食べない」というダイエット方法は効果がないだけでなく、体重の増加につながってしまうこともあるのです。

食事をまったくしない、もしくは量を極端に控えると、体はエネルギー不足になってしまいます。絶食ダイエットを推奨している人は「そこでエネルギー源として脂肪が燃焼される」と考えているようです。とはいえ、実際にエネルギー源として消費されるのは「脂肪」ではなく「筋肉」です。筋肉が減少すると、体内の疲労感が増大するだけでなく、基礎代謝量が減少するため、体は一層痩せにくい状態になってしまいます。また、筋肉が減ることで相対的に体脂肪率は上昇してしまうため、高脂血症などの成人病が発症するリスクも高くなる、ということを覚えておきましょう。エネルギー不足になると集中力が低下してストレスが増大するため、リバウンドでドカ食いをしてしまう人も少なくありません。

絶食ではなく食事の回数を減らすことでダイエット効果を得ようとする人もいます。特に、朝食を取らないという人が多いようです。とはいえ、朝食は1日のエネルギー補給に置いて要となる食事であり、ここで糖分やタンパク質をしっかりと補給していないと、絶食と同じく筋肉が消費されてしまう、という危険があります。また、体が飢餓状態になってしまうため、昼食や夕食を摂取した時には脳が「エネルギーを貯蓄しよう」という信号を出します。その結果、体内に脂肪が付きやすくなってしまうのです。実際、相撲部屋では朝食を摂らず、食事前にしっかり体を動かして飢餓状態にすることで、栄養の吸収率を良くし、体を大きくしていくと言われています。ですから、「痩せやすい体にしたいのであれば朝食はきちんと取る」ということを徹底しましょう。

「糖分をまったく取らない」というダイエット法もあります。確かに、糖質を過剰に摂取してしまうと、それが血液中に蓄積されて肥満の原因になる、というのは事実です。とはいえ、糖質はとても変換効率の良いエネルギー源であり、脳がきちんと機能するためには糖質の摂取が不可欠です。ですから、朝食時や運動をする前などには糖質の摂取をおすすめします。また、ダイエット期間の空腹時にビスケットなどで少量の糖質を摂取すると、空腹感は大幅に抑えられる、ということも分かってきています。最近話題の「ヘルシースナッキング」というやつですね。糖質とうまく付き合うことは、ダイエット成功の鍵かもしれません。
ヘルシースナッキングについては下記のようなサイトも見てみてください。
森永製菓 アメリカで注目の新習慣 「ヘルシースナッキング」って?
NIKKEI STYLE ダイエットや健康にいい間食「ヘルシー・スナッキング」

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